新首相選出でご祝儀相場となったポンドの方向性に注目か
2022.09.07
- 米・MBA住宅ローン申請指数
- 米・ブレイナードFRB副議長の発言
前日の米国通貨は、ドルインデックスが110.5まで急騰し、米ドルが最強通貨となった。豪ドル米ドルは0.6830から0.6728まで下落。本日のアジア時間でも下値追いを見せている。原油WTIが85.6ドルまで下落していることに加え、豪ドル米ドルの日足RSIでは30に到達しておらず余力が残っているため、継続した下落余地に注意したいところだ。
欧州通貨は、一昨日に英国の新首相トラス氏が選出されたことからポンドがご祝儀相場となり、ポンド円は円安も相まって1日で3.3円上昇した。本日のアジア時間では高値を更新。165.251をタッチした。ポンド円は一時的に約100pips下落したが、その後回復。現在は164.682となっている。ただ、時間足では三尊天井になりつつあるため、短期的な下落を警戒したい。
本日は、15:00に独・鉱工業生産、英・ハリファックス住宅価格、18:00に欧・第2四半期GDP、英・ベイリーBOE総裁の発言、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に米・貿易収支、加・貿易収支、22:00に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、23:00に加・BOC政策金利と声明発表、加・Ivey購買担当者景況感指数、米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言、25:40に米・ブレイナードFRB副議長の発言、27:00に米・ベージュブック、米・バーFRB副議長の発言がある予定だ。新首相の選出でご祝儀相場となったポンドの方向性に注目したい。
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