米・ISM非製造業景況指数の結果に注目か

2022.07.06
本日のポイント
- 米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言
- 米・ISM非製造業景況指数
前日の米国通貨は、ドルインデックスが106.4まで上昇し米ドル買いの流れとなり、ユーロ米ドルは1.044から1.023まで200pips以上下落。今年安値を更新した。ユーロ米ドルは既に月足ベースでサポートのない真空地帯へ突入しており、更なる下落が警戒される。反発調整を見ながら、下落が継続となるのか注視したい。
欧州通貨は、各国で記録的なインフレが発生しており、ユーロとポンドが急落となった。ポンド米ドルは1.212から1.189まで約220pips下落。ユーロ米ドル同様、今年安値を更新した。インフレ率が高騰している中下落が止まらないポンドだが、欧州時間での指標発表により価格に変化が生じるのか、注目したい。
本日は、アジア時間の15:00に独・製造業受注と、欧州時間の17:10に英・ピルMPC委員の発言、17:30に英・建設業PMI、18:00に欧・小売売上高、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、米国時間の22:00に英・カンリフBOE副総裁の発言、米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、22:45に米・サービス業PMI、23:00に米・ISM非製造業景況指数、米・JOLT労働調査、27:00に米・FOMC議事録公表がある予定だ。買われている米ドルが米国時間での指標発表により変動するのか、注視したい。