欧州時間にかけてのユーロの値動きに注目か

2022.07.05
本日のポイント
- 米・製造業受注指数
- 英・BOE金融安定報告書公表
前日の米国通貨は、米国が祝日の方向感に欠ける値動きとなり、ユーロ米ドルは1.0416-1.0462の間でレンジ推移となった。ユーロ米ドルは4時間足で下値をサポートされつつ、20MAに上値を抑えられる板挟み状態となっているため、方向感がしっかりと確認できるまでは、静観したい。
欧州通貨は、昨日ドイツの貿易収支が赤字転落したこともあり、ユーロが対オセアニアで下落した。ユーロ豪ドルは1.5353から1.5169まで180pips以上下落。4時間足で20MAを大きく下抜ける結果となった。ただ、下値を切り下げている訳ではないため、いったんは直近安値の1.5062を実体足で下抜けるのかに注目したいところだ。
本日は、アジア時間の15:45に仏・鉱工業生産と製造業生産指数と、欧州時間の16:50に仏・サービス業PMI、16:55に独・サービス業PMI、17:00に欧・サービス業PMI、17:30に英・サービス業PMI、18:30に英・BOE金融安定報告書公表、19:00に英・ベイリーBOE総裁の記者会見、21:30に加・住宅建設許可、23:00に米・製造業受注指数がある予定だ。欧州時間にかけてのユーロの値動きに注目したい。