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反発上昇しているポンドの方向性を注視か

相場レポート

反発上昇しているポンドの方向性を注視か

反発上昇しているポンドの方向性を注視か
本日のポイント
  1. 米・貿易収支
  2. 米・週間天然ガス貯蔵量

前日の米国通貨は、対欧州で強含み、ポンド米ドルは1.0276から1.0161まで約110pipsの下落となった。ポンド米ドルは時間足20MAに沿って下落を継続させており、今年安値を更新し続けている。週足ベースですでにサポートのない真空地帯へ入っているため、米ドルの強さが継続し下伸となるのか、注意深く見守りたい。

欧州通貨は、英国のジョンソン首相への退任要求が噴出しているポンドが弱含んでおり、ポンド円は162.554から160.389まで約2.1円下落した。ただ、本日のアジア時間では反発が入っており、すでに時間足20MAを上抜けているため、このまま上昇し時間足200SMAの164.300付近まで値が伸びるのか、注視したい。

本日は、アジア時間の15:00に独・鉱工業生産、英・ハリファックス住宅価格と、欧州時間の20:30に欧・ECB理事会議事要旨公表、米・チャレンジャー人員削減予定数、米国時間の21:30に加・貿易収支、米・新規失業保険申請件数、米・貿易収支、22:00に英・マンMPC委員の発言、23:00に加・Ivey購買部協会指数、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、24:00に米・週間原油在庫、25:05に英・ピルMPC委員の発言、26:00に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言がある予定だ。反発上昇しているポンドの方向性を注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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