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英政策金利発表を前に下落しているポンドの動向を注視か

相場レポート

英政策金利発表を前に下落しているポンドの動向を注視か

英政策金利発表を前に下落しているポンドの動向を注視か
本日のポイント
  1. 英・失業率
  2. 独・消費者物価指数(確報値)

前日の米国通貨は、米債利回りの大幅上昇により躍進し、ユーロ米ドルは1.0518から1.0399まで約120pips下落した。ユーロ米ドルは先週末からの下落基調を踏襲しており、このまま下落が継続となる場合、先月安値である1.0351を目指す値動きとなるのか、慎重に注視したいところだ。

欧州通貨は、明後日の政策金利発表を控えポンドが弱含む展開となり、ユーロポンドは0.8529から0.8594までの上昇となった。明後日のBOE政策金利発表では1.25%への利上げが予想されているが、明日の英・消費者物価指数の結果により変動が生じるのか、まずは前段階の値動きをしっかりと判断したい。

本日は、アジア時間の15:00に英・失業率、英・失業保険申請件数、独・消費者物価指数(確報値)と、欧州時間の18:00に欧・ZEW景況調査、独・ZEW景況調査、19:00に米・NFIB中小企業楽観指数、米国時間に入った21:30に加・製造業出荷、米・生産者物価指数、翌7:45にNZ・第1四半期経常収支が控えている。英政策金利発表を前に下落しているポンドの動向を注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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