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米国の利上げ観測により勢いづいている米ドルの方向性を注視か

相場レポート

米国の利上げ観測により勢いづいている米ドルの方向性を注視か

米国の利上げ観測により勢いづいている米ドルの方向性を注視か
本日のポイント
  1. 英・鉱工業生産
  2. トルコ・鉱工業生産

先週末の米国通貨は、米・5月消費者物価指数(CPI)の予想を上回る結果を受け、全面高となった。ポンド米ドルは1.2516から1.2262まで250pips以上下落。先月安値の1.2153を目指すかの値動きとなっている。米CPIが前月の8.3%から8.6%へと上がったことで、米国の利上げペースに拍車がかかることが懸念されている。

欧州通貨は、ポンド同様ユーロも対米ドルで弱含み、ユーロ米ドルは1.0642から1.0475まで約160pipsの下落となった。ユーロ米ドルは日足75MAに上値を抑えられる形で下落しており、RSIも30に到達せず38.5付近となっているため、指標発表により更なる下落に警戒したい。

本日は、アジア時間の15:00に英・鉱工業生産、英・製造業生産高、英・貿易収支と、欧州時間の16:00にトルコ・経常収支、16:00にトルコ・鉱工業生産、米国時間の27:00に米・ブレイナードFRB理事の発言が控えている。米国の利上げ観測により勢いづいている米ドルの方向性を注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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