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ECB前日のユーロの動向を注視か

相場レポート

ECB前日のユーロの動向を注視か

ECB前日のユーロの動向を注視か
本日のポイント
  1. 英・建設業PMI
  2. 米・MBA住宅ローン申請指数

前日の米国通貨は、対欧州で弱含み、ポンド米ドルは1.243から1.259まで170pipsの上昇となった。昨日発表された英・サービス業PMIが市場予想の51.8に対し53.4となり、ポンドが強含んだことで、米ドルが押される形となった。ただポンド米ドルは日足ベースでは下限を1.243とし、上限を1.259とするレンジ推移となっているため、上昇が継続するのか慎重に判断したい。

欧州通貨は、明日のECB政策金利発表を前に若干の強気相場となっており、ユーロ米ドルは1.065から1.071まで上昇した。しかしながら、日足75MAに上値を抑えられているため、下落が日足20MA付近である1.066辺りで止まるかが焦点となるだろう。まずは日足75MAの1.077を実体足で超えられるのかに注視したい。

本日は、アジア時間の14:45にスイス・失業率、15:00に独・鉱工業生産、英・ハリファックス住宅価格、15:45に仏・貿易収支、仏・経常収支と、欧州時間の16:35に日・黒田日銀総裁の発言、17:30に英・建設業PMI、18:00に欧・第1四半期GDP、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、米国時間の23:00に米・卸売在庫、23:30に米・週間原油在庫、26:00に米・10年債入札が控えている。明日のECBを前にどのような値動きとなるのか、ユーロの動向を注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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