拮抗状態の欧米通貨の強弱性に注目か
2022.04.13
- 英・消費者物価指数
- 米・週間原油在庫
前日の米国通貨は、失業率が前回と変わらず3.8%となったポンドに対し拮抗し、ポンド米ドルは1.299-1.305での往って来い相場となった。テクニカル面では、ポンド米ドルはサポートラインとされる1.298を試す頻度が高くなってきているため、念のためサポートラインの下抜けに警戒したい。
欧州通貨は、昨日発表された独・ZEW景況感調査の景気見通しがマイナス41.0となり、前回値から悪化したことを受け、ユーロの上値が重い展開が続いた。ユーロ豪ドルは先週末からの反発が継続せず、1.468から1.448まで約200pipsの下落となった。
本日は、15:00に英・消費者物価指数と小売物価指数、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数と、米国時間に入った21:30に米・生産者物価指数、23:00に加・BOC政策金利と声明発表、23:30に米・週間原油在庫、24:00に加・マックレムBOC総裁の記者会見、26:00に米・30年債入札が控えている。拮抗している欧米通貨の強弱性を慎重に静観したい。
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