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上値の重いユーロの展開に注意か

相場レポート

上値の重いユーロの展開に注意か

上値の重いユーロの展開に注意か
本日のポイント
  1. 米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言
  2. 欧米主要国のPMI(速報値)

前日の米国通貨は、クロス円が全般的に下落する中で米ドル円が底堅い値動きを見せており、米ドル円は121.41から120.58へと小幅に下落。本日のアジア時間で121.26まで回復した。なお、昨日発表された米・新築住宅販売件数は、2ヶ月連続で減少し、前月の80.1万件から77.2万件へと低下した。しかしながら、販売価格の中央値は約10%上昇する結果となった。

欧州通貨は、対円の中でもっとも反発力が弱いユーロ円の軟調さが目立つ形となっている。ユーロ円は133.89から132.32まで約150pips反落後、他のクロス円と比較して反発力が弱い状態だ。現在のユーロ円は133.20付近で推移しているが、133.89は日足ベースでのレジスタンスラインにも重なるため、高値圏でのもみ合いとなるのか見極めたい。

本日は、欧州時間の17:15に仏・製造業/サービス業PMI(速報値)、17:30に独・製造業/サービス業PMI(速報値)、18:00に欧・製造業/サービス業PMI(速報値)、18:30に英・製造業/サービス業PMI(速報値)と、米国時間に入った21:30に米・新規失業保険申請件数、米・耐久財受注、22:10に米・ウォラーFRB理事の発言、22:45に米・製造業/サービス業PMI(速報値)、24:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言が控えている。各国のPMI発表に注意しつつ、ユーロの動向に注意したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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