下落が止まらないユーロ豪ドルの反転に注目か
2022.03.25
- 米・中古住宅販売留保
- 米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言
前日の米国通貨は、米ドルとユーロが拮抗した値動きとなっており、ユーロ米ドルは1.096から1.101間でのレンジ推移となった。本日のアジア時間ではユーロ米ドルは小幅に上昇する値動きとなっており、上昇チャネル下限である1.096ラインがサポートとして意識される形となっている。
欧州通貨は、継続するウクライナ情勢の緊迫化を受け、ユーロの上値は依然重く推移しており、ユーロ豪ドルは6営業日連続での陰線となった。なお現在のユーロ豪ドルは1.465付近で推移しており、週足でのサポートがない真空地帯となっているため、継続する下落に警戒したい。
本日は、欧州時間の16:00に英・小売売上高、トルコ・景気動向調査と設備稼働率、18:00に独・IFO景況指数と、米国時間の23:00に米・中古住宅販売留保、米・ミシガン大消費者信頼感指数、米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言、24:30に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、25:00に米・ウォラーFRB理事の発言が控えている。週末のポジション調整による値動きに注意しつつ、通貨強弱を静観したい。
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