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各国のインフレ懸念下での大きな値動きに警戒か

相場レポート

各国のインフレ懸念下での大きな値動きに警戒か

各国のインフレ懸念下での大きな値動きに警戒か
本日のポイント
  1. 加・失業率
  2. 英・GDP

前日の米国通貨は、昨日発表された米・消費者物価指数(CPI/前年比)の結果を受け米ドルが上昇。ポンド米ドルは1.319から1.306まで下落した。テクニカル的には、ポンド米ドルは週足での200SMAラインを今週確定するローソク足で下抜けつつあるため、下落余地に警戒したい。

欧州通貨は、昨日行われた欧・ECB政策金融会合にて政策金利が0%に据え置かれ、「利上げは量的緩和終了後しばらくしてから」との発言に留まったことから、ユーロに対する失望売りが散見されている。ユーロ豪ドルは1.515から1.491まで約250pips下落。地政学リスク下の中で方向感を探る値動きとなっている。

本日は、欧州時間の16:00に英・GDP、英・鉱工業生産、英・製造業生産高、英・貿易収支、独・消費者物価指数(確報値)、トルコ・鉱工業生産と、米国時間の22:30に加・失業率と雇用ネット変化、24:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)が予定されている。先行きが不透明なウクライナ情勢に加え、各国の物価高による板挟み相場の動向を慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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