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ユーロの下値追いは解消となるか

相場レポート

ユーロの下値追いは解消となるか

ユーロの下値追いは解消となるか
本日のポイント
  1. 米国が本日から夏時間へ移行
  2. 香港・生産者物価指数

先週末の米国通貨は、ドルインデックスが99.2と2020年5月以来の高水準となり、米ドル円が116.06から117.87まで180pips以上の上昇となった。米ドル円は週足20MAにしっかりと下値を支えられる形で反発が入っており先週の週足が大陽線となったため、今週は16日の米・FOMCまでは様子を見つつ上値余地を静観したい。

欧州通貨は、ウクライナ情勢の不安定化など地政学リスクの高まりからユーロに対する売りスタンスが継続している。ユーロ米ドルは米ドルの上昇も相まって1.104から1.089まで約130pips下落した。なおユーロは同じ欧州通貨のポンドに対しても弱含んでおり、ユーロポンドは日足120MAに上値を抑えられる形でのダウントレンドが継続している。

本日は、16:45に仏・経常収支と貿易収支、17:30に香港・生産者物価指数と鉱工業生産指数が予定されている以外、米国時間では重要な指標発表は予定されていない。なお本日から米国が夏時間へ移行となることに留意したい。各種ヘッドラインニュースをしっかりと追いつつ、週明けの価格動向を見守りたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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