ウクライナ情勢の交渉余地で買い戻されているユーロに注意か
2022.03.10
- 米・30年債入札
- 米・消費者物価指数
前日の米国通貨は、ドルインデックスが99.1から98.1まで下落していることから米ドルの上値が重くなり、116円台目前となっていた米ドル円は、昨日115.55まで反落した。しかしながら本日のアジア時間では116.00をタッチし、再び上目線に入ったことから、対円での上昇余地に注目したい局面だ。
欧州通貨は、ユーロが全面高となり、ユーロ米ドルが1.089から1.109へと1日で約200pips上昇した。ウクライナのゼレンスキー大統領が「ロシアとの協議で一定の譲歩の余地はある」と発言し、停戦への期待感からユーロに買い戻しが入った。ユーロ米ドルは時間足では200SMAをわずかに上抜ける形となっているため、リテストが入った後再び上昇となるかに注視したい。
本日は、16:00にトルコ・失業率、21:45に欧・ECB政策金利と声明発表、22:30に欧・ラガルドECB総裁の記者会見、米・新規失業保険申請件数、米・消費者物価指数、24:30に米・週間天然ガス貯蔵量、27:00に米・30年債入札、28:00に米・財政収支、翌6:30にNZ・製造業PMIが発表される予だ。ウクライナとロシアの動向をしっかりと注視しつつ、ユーロの反発力を注視したい。
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