loading
search

MT4/MT5に対応!
外出先でも簡単取引

ウクライナ情勢の交渉余地で買い戻されているユーロに注意か

相場レポート

ウクライナ情勢の交渉余地で買い戻されているユーロに注意か

ウクライナ情勢の交渉余地で買い戻されているユーロに注意か
本日のポイント
  1. 米・30年債入札
  2. 米・消費者物価指数

前日の米国通貨は、ドルインデックスが99.1から98.1まで下落していることから米ドルの上値が重くなり、116円台目前となっていた米ドル円は、昨日115.55まで反落した。しかしながら本日のアジア時間では116.00をタッチし、再び上目線に入ったことから、対円での上昇余地に注目したい局面だ。

欧州通貨は、ユーロが全面高となり、ユーロ米ドルが1.089から1.109へと1日で約200pips上昇した。ウクライナのゼレンスキー大統領が「ロシアとの協議で一定の譲歩の余地はある」と発言し、停戦への期待感からユーロに買い戻しが入った。ユーロ米ドルは時間足では200SMAをわずかに上抜ける形となっているため、リテストが入った後再び上昇となるかに注視したい。

本日は、16:00にトルコ・失業率、21:45に欧・ECB政策金利と声明発表、22:30に欧・ラガルドECB総裁の記者会見、米・新規失業保険申請件数、米・消費者物価指数、24:30に米・週間天然ガス貯蔵量、27:00に米・30年債入札、28:00に米・財政収支、翌6:30にNZ・製造業PMIが発表される予だ。ウクライナとロシアの動向をしっかりと注視しつつ、ユーロの反発力を注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

過去の相場レポート

  1. 2025.07.15New

    続落したポンド米ドルの回復余地に注目か

  2. 2025.07.14New

    失業率低下にて上昇した加ドル円の上値余地に警戒か

  3. 2025.07.11New

    対米ドルで下落したユーロの下伸性に要警戒か

  4. 2025.07.10New

    高値更新を継続しているスイスフランの上伸性に注目か

  5. 2025.07.09New

    対米ドルで反発したユーロの勢いが継続するのか方向性に注意か

  6. 2025.07.08

    連休明けに強含んだ米ドルの上値余地に要警戒か

  7. 2025.07.07

    対豪ドルで上昇したユーロの上伸性に注目か

  8. 2025.07.04

    米国市場が休場中に欧州通貨が優位性を見せるのか注視か

  9. 2025.07.03

    米雇用統計による通貨強弱に要警戒か

  10. 2025.07.02

    上昇が継続しているスイスフランの上値余地を静観か