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原油価格下落でオセアニア通貨下伸か

相場レポート

原油価格下落でオセアニア通貨下伸か

原油価格下落でオセアニア通貨下伸か
本日のポイント
  1. 加・住宅価格指数
  2. 独・生産者物価指数

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・金利高・原油安の相場展開となった。恐怖指数(VIX)は再び上昇し、節目の20を超えて20.8の水準となっている。ラッセル2000は引けにかけ持ち直し、2,236付近での推移だ。

為替市場は、原油価格の下落に伴い、資源国通貨である豪ドルの上値が重く、下落傾向が続く状況となっている。豪ドル米ドルは、3日続落しており、先週末金曜日の高値である0.731から0.723まで下落し、本日のアジア時間でも大きく下伸している。テクニカル的には、直近安値である0.714で反発が入るのか、しっかりと見極めたいところだ。

本日は、15:00に独・生産者物価指数、21:30に加・住宅価格指数、23:30に米・NAHB住宅市場指数が予定されている以外は、特に目立った重要指標や要人発言は予定されていない。今週は、中国が中秋節で22日まで休場のほか、22日(水)に米・FOMC、23日(木)に英・政策金利発表、24日に米・新築住宅販売件数が予定されている。原油価格動向にも注意しつつ、週始めの値動きを注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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