介入警戒が残る米ドル円の方向感に注目
2026.05.04
- ユーロ圏4月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
- 米国3月製造業新規受注
前日の米国通貨は、米4月ISM製造業景況指数が52.7と前月から横ばいとなり、市場予想の53.0を下回った一方、投入価格の上昇が意識され、米ドルは方向感を探る展開となった。ドル円は155.52から157.33のレンジで推移した後、157.06付近で引けており、日本当局による為替介入観測も引き続き意識されている。足元では157.00近辺が戻りの目安となり、下側では155.50から155.00付近が下値支持として機能するかが焦点となりそうだ。本日の米製造業新規受注を受けて、米ドルが持ち直しを続けるか見極めたい。
欧州通貨は、イングランド銀行(BOE)が政策金利を据え置いた後もインフレリスクへの警戒を示すなか、ポンドが一時対ドルで10週ぶり高値圏を付けた。ただし、週末にかけては上値が重く、ポンドドルは1.3568から1.3658のレンジで振れた後、1.3570付近で週末を迎えている。1.3600近辺を再び回復できるかが目先の焦点となり、上側では1.3660近辺、下側では1.3560から1.3550付近が意識されやすい。本日は欧州主要国とユーロ圏の製造業PMI改定値が予定されており、欧州通貨の景況感への反応を確認したい。
本日の指標は、16:00のトルコ4月消費者物価指数(CPI)と4月製造業購買担当者景気指数(PMI)、16:30のスイス4月製造業購買担当者景気指数(PMI)、16:50のフランス4月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)、16:55のドイツ4月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)、17:00のユーロ圏4月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)、23:00の米国3月製造業新規受注、24:00のメキシコ4月製造業購買担当者景気指数(PMI)が中心となる。特に欧州時間はユーロ圏PMI、NY時間は米製造業新規受注が材料となりやすく、ユーロと米ドルの反応を丁寧に見極めたい。
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