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来週のFOMCに向け、米ドルの躍進は続くのか

相場レポート

来週のFOMCに向け、米ドルの躍進は続くのか

来週のFOMCに向け、米ドルの躍進は続くのか
本日のポイント
  1. 英・小売売上高
  2. 米・ミシガン大消費者信頼感指数

昨日は、米国市場で株価が引けにかけ上昇したものの、前日終値は上回らず、株安・金利高・原油安の相場展開となった。米10年債利回りは大きく上昇し、1.34%付近となっている。原油WTIは反落し、72.29ドル台、ゴールドは米債利回りの上昇に伴い反落となり、1,756ドル台となっている。

ドルインデックスが92.9と小幅に上昇しており、米ドルが躍進している。直近で反発していた豪ドルは、米ドルの強さに押される形で下落となり、0.734から0.727まで下伸した。日足ベースでは、20MAにきれいに頭を抑えられる形で下落しているため、昨日の下落が継続するのか、慎重に注視したい局面だ。豪ドル円は、昨日小幅に下落したものの、本日のアジア時間で持ち直しており、現在は80.06付近となっている。

本日の指標は、15:00に英・小売売上高、18:00に欧・消費者物価指数、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数が予定されている。ここへ来て再び強含んでいる米ドルを筆頭に、来週の米・FOMCを控え、週末の各国の通貨強弱がどのように動くのか、しっかりと静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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