欧・ラガルドECB総裁の発言に注目か
2021.07.09
- 米・卸売在庫(確報値)
- 欧・ラガルドECB総裁の発言
昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって下落となり、株安・円高・金利安の相場展開となった。昨日発表された米・新規失業保険申請件数は35.0万件の予想に対し37.3万人と3週間振りに微増し、米長期債利回りも下伸していることから、全体的なリスクオフ基調となった。
為替市場は、対円では米ドルは弱含んでいるものの、対欧州通貨では勢力を維持しており、ユーロ米ドルの値動きが硬直状態となっている。昨日行われた欧・ラガルドECB総裁の記者会見では、「物価目標の2%が上限ではない」ことを明示し、2%の上振れを容認する姿勢が示された。ユーロ米ドルは日足ベースでレンジ下限の1.17付近に近づいているため、今後の動向に注目したい。
本日は、アジア時間の15:00に英・GDPと英・鉱工業生産、欧州時間の16:00にトルコ・経常収支、19:00に英・ベイリーBOE総裁の発言と欧・ラガルドECB総裁の発言、20:00に英・貿易収支と英・商品貿易収支、米国時間の21:30に加・失業率と雇用ネット変化、23:00に米・卸売在庫(確報値)が予定されている。米国と欧州通貨のバランスに注目しつつ、週末の値動きを慎重に見極めたい。
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