米国時間の重要経済指標に注意か

2021.07.01
- 米・新規失業保険申請件数
- 米・ISM製造業景況指数
昨日は、欧州市場が全面安となり、米国市場は高安まちまちで終始し、株価横ばい・金利横ばい・米ドル高の相場展開となった。原油WTIは横ばい推移で73.8ドル付近となっており、ゴールドは反発上昇し、1,774ドル台まで回復している。
為替市場では、米10年債利回りの上値が重くなっている中、昨日発表された米・ADP全国雇用者数が上振れたことから米ドルが続伸。ポンド米ドルは1.387から1.379まで下落した。豪ドル米ドルも同様に下落しており、昨日高値の0.752から0.748まで下伸している。
本日の指標は、アジア時間の15:00に独・小売売上高、15:30にスイス・消費者物価指数、欧州時間の16:00に欧・ラガルドECB総裁の発言、17:00に英・ベイリーBOE総裁の発言、17:30に英・製造業PMI(確報値)、20:30に米・チャレンジャー人員削減予定数、米国時間の21:30に米・新規失業保険申請件数、22:45に米製造業PMI(確報値)、23:00に米・ISM製造業景況指数と米・建設支出、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量、27:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言が予定されている。方向感が出てきた米ドルと欧州通貨の関連性に注目しつつ、価格動向を見極めたい。
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