ユーロの強さに注意か

2021.05.19
本日のポイント
- 欧・消費者物価指数(確報値)
- 米・FOMC4月分議事録公表
昨日は、米国市場で株価が続落し、株安・米ドル安・金利横ばいの展開となった。恐怖指数(VIX)は20台を超えて21.3まで上昇。米10年債利回りは横ばい推移となっており、1.64%台で落ち着いている。また、ビットコインが43,000ドル台まで急落している。
為替市場は、ユーロ円が今年高値を本日のアジア時間で更新し、現在133.26付近での推移となっている。テクニカル的には、既に週足のレジスタンスラインを超えており、次の節目が134.5付近となるため、本日の指標により方向感に注意したい局面だ。
本日は、15:00に英・消費者物価指数、英・小売売上高、英・生産者物価指数、18:00に欧・消費者物価指数(確報値)、20:00に南ア・小売売上高と米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に加・消費者物価指数と加・住宅価格指数、23:00に米・ブラード:セントルイス連銀総裁の発言、23:30に米・週間原油在庫、24:35に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言、26:00に米・20年債入札、27:00に米・FOMC4月分議事録公表が予定されている。週半ばの通貨強弱に大きな変化がみられるのか、引き続き慎重に静観したい。