英・雇用統計に注目か

2021.05.18
- 米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言
- 英・雇用統計
昨日は、欧州市場・米国市場ともに株価が下落し、ダウ平均は前日比マイナス0.16%の34,327ドルで終了した。昨日発表された米・NY連銀製造業景気指数(5月)は、24.3と予想を上回る結果となったが、市場へのインパクトは限定的だった。
為替市場は、弱含んでいたオセアニア通貨が反発上昇基調となっており、円安傾向も相まって豪ドル円が84.45から85.05まで上昇している。豪ドル米ドルも同様に上昇しており、0.773から0.779へと値を上げており、オセアニア通貨が本日のアジア時間で強い通貨となっている。しかしながら、ポンド豪ドルは下落基調になっており、ポンドの強さを上回っていない状態だ。
本日は、15:00に英・失業率と失業保険申請件数、18:00に欧・第1四半期GDP(確報値)と貿易収支が、米国時間に入ると、21:30に米・住宅着工件数、米・建設許可件数、23:00に英・ベイリーBOE総裁の発言、英・ブロードベントBOE副総裁の発言、24:00にスイス・ジョーダンSNB総裁の発言、24:05に米・カプラン:ダラス連銀総裁の発言が予定されている。本日の指標発表により通貨強弱がどう変化するのか、慎重に注視したい。
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