FOMC後のドル高継続とBOE後のポンド動向に注目
2026.06.18
- イングランド銀行(BOE)政策金利・MPC議事要旨
- 米国前週分新規失業保険申請件数
前日の米国通貨は、米5月小売売上高が前月比0.9%と市場予想の0.5%を上回り、米個人消費の底堅さが意識された。米連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利を3.50%から3.75%で据え置いた一方、年内利上げを示唆する見方が強まり、米ドルは主要通貨に対して上昇した。ドル円は東京市場で160.19円から160.44円のレンジで推移し、17:00時点では160.10円台後半となったが、FOMC後は160円台後半まで上値を伸ばす場面があった。足元では160.50付近を維持できるかが焦点で、上側では160.70から161.00付近、下側では160.00から159.50付近が意識されやすい。本日は米新規失業保険申請件数とフィラデルフィア連銀製造業景気指数が予定されており、FOMC後の米ドル高が続くか見極めたい。
欧州通貨は、英国5月消費者物価指数(CPI)が前年同月比2.8%と市場予想を下回り、イングランド銀行(BOE)の追加利上げの警戒感が後退する内容となった。ポンドはCPI発表後の反応が限られたものの、FOMC後の米ドル高を受けて対ドルで上値の重い推移となった。ポンドドルは1.34ドル台前半で推移した後、足元では1.33ドル台半ばまで水準を切り下げている。上側では1.3400から1.3450付近、下側では1.3350から1.3300付近が意識されやすく、BOE会合後に下値余地が広がるか確認したい。本日はBOE政策金利とMPC議事要旨が予定されており、据え置き見通しの中で投票配分や声明内容を受けたポンドの反応に注目したい。
本日の指標は、16:30のスイス国立銀行政策金利、17:00のユーロ圏4月経常収支、20:00のイングランド銀行(BOE)政策金利と英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨、21:30の米国前週分新規失業保険申請件数、前週分失業保険継続受給者数、6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、23:00の米国5月景気先行指標総合指数が中心となる。特に欧州時間はBOE会合、NY時間は米雇用関連指標と製造業指標が材料となりやすく、米ドル、円、ポンド、ユーロの方向感を丁寧に見極めたい。
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