158円台を試したドル円は植田総裁発言で流れが変わるのか
2026.10.06
- 植田日銀総裁の発言
- ユーロ圏8月小売売上高
前日の米国通貨は、米ドルが主要通貨に対して堅調に推移した。米9月ISM非製造業景況指数は54.9と前月の55.4から低下した一方、仕入価格指数は72.6から74.0へ上昇。米10年債利回りが5.3%台まで上昇したこともドルを支え、ドル指数は一時102.53と2025年4月以来の高値を付けた。ドル円は157.44円付近から158.30円付近まで上昇しており、158円台を維持できるか確認したい。
欧州通貨は、ユーロの弱さが目立った。フランスの財政運営への警戒に加え、スペインで総選挙が前倒しされたことも政治的不透明感につながり、ユーロドルは一時1.1160ドルと17カ月ぶりの安値まで下落した。その後は1.12ドル台へ戻したものの、欧州の財政リスクへの警戒は継続している。ポンドドルも1.3213ドル付近まで下落した一方、対ユーロでは底堅く推移した。
本日の指標は、15:00にドイツ8月製造業新規受注、15:35に植田和男日銀総裁の発言、17:30に英国9月建設業購買担当者景気指数(PMI)、18:00にユーロ圏8月小売売上高、21:30に米国8月貿易収支が予定されている。ドル円では日銀総裁発言、ユーロドルではドイツやユーロ圏の指標への反応を確認し、欧米時間で通貨の強弱が変化するのか見極めたい。
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