下落したユーロはECB議事要旨で反発できるのか
2026.10.08
- 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
- ベイリー英中銀(BOE)総裁発言
前日の米国通貨は、米ドルが主要通貨に対して上昇した。FOMC議事要旨ではインフレ上振れリスクへの警戒が示され、多くの参加者がより高い政策金利経路を慎重とみていたことが確認された。米10年債利回りも5.3%近辺へ上昇し、ドル指数は0.32%高の102.24となった。ドル円は158円台前半で底堅く推移し、本日東京時間でも158円台を維持している。
欧州通貨は、ユーロとポンドがともに対ドルで下落した。フランス国債への売りが再び強まり、ユーロドルは0.53%安の1.1198ドル、ポンドドルは0.42%安の1.3216ドルとなった。本日発表されたドイツ8月貿易収支は195億ユーロの黒字となったものの、輸出は前月比0.8%減少。20:30のECB理事会議事要旨、21:15のベイリーBOE総裁発言を受け、欧州通貨の方向性が変化するか注目したい。
本日の指標は、20:30に欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨、21:00にメキシコ9月消費者物価指数(CPI)、21:15にベイリー英中銀(BOE)総裁の発言、21:30に米新規失業保険申請件数と失業保険継続受給者数、23:00に米8月卸売売上高が予定されている。ECBとBOE関連材料が続いた後に米雇用指標も控えており、ユーロ、ポンド、米ドルの強弱が変化するのか見極めたい。
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