FOMC控えドル円160円台の方向感に注目
2026.06.17
- 米国5月小売売上高
- 米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利・ウォーシュFRB議長会見
前日の米国通貨は、米5月住宅着工件数が年率換算117.7万件と前月改定値の139.2万件から大きく減少し、米住宅市場の弱さが意識された。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた様子見姿勢に加え、米ドルは安全資産需要の後退もあり、上値を追いにくい展開となった。ドル円は東京市場で160.05円から160.35円のレンジで推移し、17:00時点では160.20円台前半となった。足元では160.00の節目を維持しているが、上側では160.50から160.70付近が上値抵抗として意識されやすい。下側では160.00から159.50付近を維持できるかが焦点となりそうだ。本日は米小売売上高とFOMC政策金利発表が予定されており、ウォーシュFRB議長会見を受けた米ドルの反応を見極めたい。
欧州通貨は、ドイツ6月ZEW景況感調査が10.5と前回の-10.2から改善し、ユーロ圏景気への過度な悲観がやや和らいだ。米ドルがFOMCを前に上値を追いにくかったことも支えとなり、ユーロドルは底堅く推移した。東京市場では1.1576から1.1595のレンジで振れ、17:00時点では1.1590台後半となった。足元では1.1600付近での攻防が続いており、上側では1.1620から1.1650付近、下側では1.1580から1.1550付近が意識されやすい。本日は英国5月消費者物価指数(CPI)とユーロ圏5月消費者物価指数(HICP、改定値)が予定されており、欧州時間のユーロとポンドの反応を確認したい。
本日の指標は、15:00の英国5月消費者物価指数(CPI)と小売物価指数(RPI)、18:00のユーロ圏5月消費者物価指数(HICP、改定値)、20:00の米国MBA住宅ローン申請指数、21:30の米国5月小売売上高と除自動車小売売上高、23:00の米国5月住宅販売保留指数と4月企業在庫、27:00の米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利発表、27:30のウォーシュFRB議長会見が中心となる。特にNY時間は米小売売上高とFOMCが重なるため、米ドル、円、ユーロ、ポンドの方向感が明確になるか丁寧に見極めたい。
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