米CPIを前に反落したドルは持ち直すのか
2026.10.14
- 米9月消費者物価指数(CPI)
- BOEベイリー総裁発言
前日の米国通貨は、米ドルが主要通貨に対して下落した。原油価格の上昇一服や米長期金利の低下に加え、NY連銀ウィリアムズ総裁が年内あと1回の利上げを見込む一方、2027年は追加利上げ不要との見方を示したこともドルの重しとなった。ドル指数は0.37%安の102.18となり、ドル円は158.50円台から一時157.80円台まで下落。本日も158円台前半での推移が続いている。
欧州通貨は、ユーロとポンドが対ドルで上昇した。ユーロドルはフランスの財政を巡る警戒が残るなかでもドル安を受けて1.1198ドル付近へ持ち直した。ポンドドルも前日の1.3200ドル台前半から1.3250ドル台まで上昇。本日アジア時間はユーロドルが1.1200ドル台、ポンドドルが1.3260ドル台で推移しており、14:30のBOEベイリー総裁発言を受けたポンドの反応にも注意したい。
本日の指標は、14:30にBOEベイリー総裁の発言、15:00にドイツ9月卸売物価指数、21:30に米9月CPIとカナダ8月住宅建設許可件数が予定されている。米CPIは総合指数の伸び加速が予想される一方、コア指数は前月比0.2%と前月から鈍化する見込み。結果を受けて米利上げ観測が変化するかが、ドルや欧州通貨の方向感を左右しそうだ。
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