急落したドル円が米ISMで方向感を探る展開か
2026.05.01
- 英国4月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
- 米国4月ISM製造業景況指数
前日の米国通貨は、米3月個人消費支出(PCE)デフレーターの伸びが強まったものの、日本当局による為替介入観測を受けてドル円が急落した。ドル円は一時160.70付近まで上昇した後、155.50付近まで下落し、その後は156円台で推移した。160.00近辺では再び上値の重さが意識されやすく、下側では155.50から155.00付近が下値支持として機能するかが焦点となりそうだ。本日の米ISM製造業景況指数を受けて、米ドルが下げ止まりを見せるか見極めたい。
欧州通貨は、イングランド銀行(BOE)が政策金利を3.75%に据え置くなか、ポンドが対ドルで底堅く推移した。MPCでは8対1で据え置きが決まり、チーフエコノミストのヒュー・ピル氏のみが4.00%への利上げを主張した。ポンドドルは1.3454から1.3611のレンジで振れた後、1.3600近辺で推移しており、1.3600を維持できるかが目先の焦点となる。上側では1.3610近辺、下側では1.3450から1.3400付近が意識されやすく、本日の英国PMI改定値を受けたポンドの反応に注目したい。
本日の指標は、10:30のオーストラリア1-3月期卸売物価指数(PPI)、15:00の英国4月ネーションワイド住宅価格、17:30の英国4月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)、22:45の米国4月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)、23:00の米国4月ISM製造業景況指数が中心となる。特に欧州時間は英国PMI、NY時間は米PMIとISM製造業景況指数が材料となりやすく、ポンドと米ドルの方向感を丁寧に見極めたい。
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