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米ドルに対し反発が見られたポンドの回復余地に注目か

相場レポート

米ドルに対し反発が見られたポンドの回復余地に注目か

米ドルに対し反発が見られたポンドの回復余地に注目か
本日のポイント
  1. 欧・景況感
  2. 英・マネーサプライ

先週末の米国通貨は、26日に発表された米・8月PCE価格指数が、前年比/前月比ともに上振れたにも関わらず、米ドルが米国時間で最弱となった。米ドル円は149.956から149.399まで小反落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では、ボリンジャーバンド+2σからの反落が入っており、日足では今月高値更新からの下落となった。

欧州通貨は、ポンドが米国時間で最強となった。ポンド米ドルは1.3328から1.3413まで上昇。時間足20MA下位から上位へと回復した。4時間足では、ボリンジャーバンド-3σから中心線まで回帰。日足でも4時間足と同様の値動きが見られ、今月安値更新からの反発となった。なお週足ではサポートラインの20MA直下に位置しているため、20MAを割り込むのか注視したい。

本日は、14:00に日・景気動向指数、14:30に日・野口日銀審議委員の発言、17:30に英・消費者信用残高、英・マネーサプライ、英・住宅ローン承認件数、18:00に欧・消費者信頼感指数、欧・景況感、独・ナーゲル独連銀総裁の発言、21:00に英・ラムスデンBOE副総裁の発言、20:30に米・ウォラーFRB理事の発言、23:00に米・中古住宅販売成約指数、23:30に米・ダラス連銀製造業活動指数、26:30に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言がある予定だ。米ドルに対し反発が見られたポンドの回復余地に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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