上昇トレンド下で反落したユーロ円の回復余地に注目か
2025.09.30
- 欧・ラガルドECB総裁の発言
- 日・鉱工業生産
前日の米国通貨は、終日米ドルが最弱となった。ユーロ米ドルは1.1695から1.1753まで上昇。時間足20MAに沿って200SMA直下まで値を上げた。4時間足では、ボリンジャーバンド+3σからの回帰が見られ、日足では20MA下位から直下まで値が戻っている状況だ。なお本日のアジア時間では、再び米ドルの上昇が見られている。
欧州通貨は、昨日発表された欧・9月景況感指数が、前月の95.2から95.5へと改善したにも関わらず、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は175.010から173.990まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行し、200SMAを一時的に下抜けた。4時間足では、75MAラインまで値が落ちており、日足では、ボリンジャーバンド+2σからの反落が入っているところだ。
本日は、8:50に日・日銀金融政策決定会合における意見の公表、日・鉱工業生産、日・小売業販売額、日・百貨店/スーパー販売額、9:00にNZ・ANZ企業信頼感、10:30に豪・住宅建設許可、13:30に豪・RBA政策金利と声明発表、14:00に日・住宅着工件数、14:30に豪・ブロックRBA総裁の記者会見、15:00に英・実質GDP、16:55に独・雇用統計、21:00に独・消費者物価指数、21:50に欧・ラガルドECB総裁の発言、22:00に米・住宅価格指数、22:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、23:00に米・JOLTS求人、米・コンファレンスボード消費者信頼感指数がある予定だ。上昇トレンド下で反落したユーロ円の回復余地に注目したい。
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