上昇しているユーロ米ドルが政策金利発表により変化するのか注視か

2025.09.17
- 米・FOMC政策金利と声明発表
- 加・BOC政策金利と声明発表
前日の米国通貨は、昨日発表された米・8月小売売上高が、コア前月比を含めて前月から回復したにも関わらず、米ドルが対ユーロで下落した。ユーロ米ドルは1.1756から1.1877まで上昇。時間足ボリンジャーバンド+2σに沿っての上昇が見られた。4時間足では、RSIが61から82まで上昇。日足ではボリンジャーバンド+3σまで高騰し、年初来高値を更新した。
欧州通貨は、ポンドが対米ドルで上昇した。ポンド米ドルは1.3594から1.3671まで上昇。時間足10MAに沿っての上昇トレンドが発生した。4時間足では、ボリンジャーバンド+2σに沿ってRSIが73まで上昇しており、日足では今月高値を更新。上値・下値を切り上げる形となった。
本日は、8:50に日・通関ベース貿易収支、9:30に豪・Westpac先行指数、15:00に英・消費者物価指数、英・小売物価指数、16:30に欧・ラガルドECB総裁の発言、18:00に欧・消費者物価指数、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に加・国債証券取扱高、米・住宅着工件数、22:45に加・BOC政策金利と声明発表、23:30に米・週間原油在庫、加・マックレムBOC総裁の記者会見、27:00に米・FOMC政策金利と声明発表、27:30に米・パウエルFRB議長の発言がある予定だ。上昇しているユーロ米ドルが政策金利発表により変化するのか、注視したい。
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