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来月のFOMC利下げ容認発言にて下落した米ドルの下伸性に注目か

相場レポート

来月のFOMC利下げ容認発言にて下落した米ドルの下伸性に注目か

来月のFOMC利下げ容認発言にて下落した米ドルの下伸性に注目か
本日のポイント
  1. 日・景気動向指数
  2. 独・IFO景況感指数

先週末の米国通貨は、22日に行われたジャクソンホール会議にて、パウエルFRB議長がインフレの脅威を感じつつも、今後の利下げについて次回FOMCでの利下げに含みを持たせたことで、米ドルが一気に最弱となった。ユーロ米ドルは1.1583から1.1742まで上昇。時間足ボリンジャーバンド-2σから+3σまで急騰した。4時間足では、RSIが30から65まで高騰。日足では三尊天井の形状を否定する形で、今月高値を更新した。

欧州通貨は、スイスフランが対円で下落した。フラン円は184.014から183.003まで下落。時間足ボリンジャーバンド+3σから-2σまで低下し、200EMA直下まで値を下げた。4時間足では、200SMAが上値抵抗帯となり反落が入っており、日足では20MAより上位を目指したものの、否定される形で20MAへと回帰している状況だ。

本日の指標は、7:45にNZ・小売売上高、14:00に日・景気動向指数、17:00に独・IFO景況感指数、23:00に米・新築住宅販売件数、23:30に米・ダラス連銀製造業活動指数、28:15に米・ローガンダラス連銀総裁の発言がある予定だ。来月のFOMC利下げ容認発言にて下落した米ドルの下伸性に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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