米国時間で最強となったユーロの上伸性を注視か

2025.08.18
- 加・住宅着工件数
- 欧・貿易収支
先週末の米国通貨は、米ドルがアジア時間終盤から米国時間終盤にかけて最弱となった。ユーロ米ドルは1.1642から1.1714の間で推移。時間足10MAに沿っての上昇トレンドが発生した。4時間足では、200EMAが下値支持線として機能し反発が入っており、日足では20MAに下値をサポートされつつ価格を釣り上げている状況だ。
欧州通貨は、欧州時間から米国時間終盤にかけてユーロが最強となった。ユーロ円は171.501から172.371まで上昇。時間足ボリンジャーバンド-2σから+2σまで値を上げた。4時間足では、200SMAが下値支持線となり反発している状況だ。なお週足では、10MAタッチからの価格上昇にて、ボリンジャーバンド+2σでのバンドウォークが継続している。
本日の指標は、8:01に英・ライトムーブ住宅価格、13:30に日・第3次産業活動指数、18:00に欧・貿易収支、21:15に加・住宅着工件数、21:30に加・国際証券取扱高、23:00に米・NAHB住宅市場指数がある予定だ。米国時間で最強となったユーロの上伸性をじっくりと注視したい。
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