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日本円についで強含んだユーロの上伸性を注視か

相場レポート

日本円についで強含んだユーロの上伸性を注視か

日本円についで強含んだユーロの上伸性を注視か
本日のポイント
  1. 日・マネタリーベース
  2. 米・耐久財受注

先週末の米国通貨は、加ドルがアジア時間から対円で軟化した。加ドル円は108.958から106.806まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行し、ボリンジャーバンド-3σに沿って急落した。4時間足では、RSIが67から32まで下降しており、日足では先月後半までサポートされていた20MAラインを、大きく下抜けた。本日のアジア時間では下窓でスタートしたため、継続した加ドルの軟化に注意したい。

欧州通貨は、1日に発表された欧・7月消費者物価指数(HICP)の概算速報値が、前年比で2.3%と変わらなかったことで、ユーロが対ポンドで上昇した。ユーロポンドは0.8636から0.8728まで上昇。時間足20MAに下値を支持されながら上向いた。4時間足では、200SMAが下値支持線となり反発しており、日足では20MA下位での停滞から上位へと急回復している。

本日の指標は、8:50に日・マネタリーベース、15:30にスイス・消費者物価指数、16:30にスイス・製造業PMI、23:00に米・製造業新規受注、米・耐久財受注(確報値)がある予定だ。その他、重要指標や要人発言は予定されていない。日本円についで強含んだユーロの上伸性を慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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