続落しているポンド米ドルの回復余地を慎重に注視か

2025.07.29
- 英・消費者信用残高
- 米・JOLTS求人件数
前日の米国通貨は、加ドルが対円で上昇した。加ドル円は107.657から108.248まで上昇。時間足20MAに沿って値が伸びた。4時間足では、20MAをまたいでの値動きに終始している一方、日足では10MAが下値支持線となり、再びの価格上昇が見られている。本日の米国時間にて加ドルがさらに上昇していくのか、上値余地に注目したい。
欧州通貨は、ポンドが対米ドルで続落した。ポンド米ドルは1.3452から1.3350まで下落。時間足ボリンジャーバンド-2σに沿ってのバンドウォークが確認された。4時間足では、10MAに沿っての下降トレンドが継続しており、日足では今月安値を更新。RSIが37まで低下している。なお、週足で見ると、サポートされていた10MAを下に割り込んでいるため、次の20MAで支持され反発が入るのか、注視したいところだ。
本日の指標は、15:00に南ア・マネーサプライ、17:30に英・消費者信用残高、英・マネーサプライ、英・住宅証券投資高、21:30に米・卸売在庫、22:00に米・住宅価格指数、米・S&P/ケースシラー住宅価格、米・住宅価格指数、23:00に米・JOLTS求人件数、米・コンファレンスボード消費者信頼感指数、26:00に米・7年債入札がある予定だ。続落しているポンド米ドルの回復余地を慎重に注視したい。
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