連休明けに強含んだ米ドルの上値余地に要警戒か

2025.07.08
- 日・景気ウォッチャー調査
- 独・貿易収支
前日の米国通貨は、連休明けの米ドルが米国時間で最強となった。米ドル円は144.232から146.246まで約2円上昇。時間足ボリンジャーバンド+2σに沿ってのバンドウォークが見られた。4時間足ではRSIが72まで上昇。日足では145円台の保ち合い相場を一段上抜ける形となった。このまま米ドルの勢力が維持されるのか、方向性に注意したい。
欧州通貨は、ポンドが米ドルに次いで強含んだ。ポンド円は196.772から199.001まで上昇。時間足200EMAからの反発が入った。4時間足でも時間足と同様に反発上昇しており、日足では年初来高値を更新。24年12月30日以来の高値まで値が戻った。本日の欧州時間でもポンドが対円で上向いていくのか、上伸性に警戒したい。
本日の指標は、8:50に日・国際収支、10:30に豪・NAB企業景況感、13:30に豪・RBA政策金利と声明発表、14:00に日・景気ウォッチャー調査、14:30に豪・ブロックRBA総裁の記者会見、15:00に独・貿易収支、23:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、加・Ivey購買部協会指数、26:00に米・3年債入札、28:00に米・消費者信用残高がある予定だ。連休明けに強含んだ米ドルの上値余地に警戒したい。
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