米PMI好調にて上昇した米ドルの上伸性に注目か

2025.07.25
- 日・景気動向指数
- 英・小売売上高
前日の米国通貨は、昨日発表された米・7月PMI購買担当者景気指数が、非製造業/コンポジットともに前月から上振れたことで、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は145.864から147.023まで上昇。時間足20MA下位から上位へと移行した。4時間足では、200EMAが下値支持線となり反発が入っており、本日のアジア時間では昨日高値を更新している。
欧州通貨は、昨日行われた欧・ECB政策金融決定会合にて、市場コンセンサス通り政策金利が8会合ぶりの利下げ見送りにて据え置きとなったことで、ユーロが対ポンドで反発した。ユーロポンドは0.8661から0.8710まで上昇。時間足20MAに沿って値が伸びた。4時間足でも、時間足同様に20MAからの上昇が入っており、日足では10MAに下値を支持されてのアップトレンドが継続している。
本日の指標は、8:01に英・GFK消費者信頼感調査、8:30に日・東京消費者物価指数、8:50に日・企業向けサービス価格指数、日・対外/対内証券投資、14:00に日・景気動向指数、15:00に英・小売売上高、15:45に仏・消費者信頼感指数、17:00に独・IFO景況感指数、欧・マネーサプライ、21:30に米・耐久財受注がある予定だ。米PMI好調にて上昇した米ドルの上伸性を慎重に見極めたい。
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