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強含んだスイスフランの続伸性に注目か

相場レポート

強含んだスイスフランの続伸性に注目か

強含んだスイスフランの続伸性に注目か
本日のポイント
  1. 加・国際証券取扱高
  2. 米・住宅着工件数

前日の米国通貨は、昨日発表された加・3月卸売売上高が前月の0.3%から0.2%に低下したことで、加ドルが対円で下落した。加ドル円は104.984から103.948まで下落。時間足20MAに沿っての価格低下となった。4時間足では200EMA直下にて方向感を模索しており、日足では200SMAタッチからの反落が3日間継続している最中だ。

欧州通貨は、欧州時間から米国時間にかけて、日本円に次いでスイスフランが躍進した。米ドルフランは0.8419から0.8346まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では下値・上値ともに切り下げており、日足ではボリンジャーバンド+3σタッチからの反落が入っている。このままスイスフランが本日の米国時間でも強含んでいくのか、方向性に注目したい。

本日の指標は、8:50に日・実質GDP1次速報値、12:00にNZ・2年インフレ予想、13:30に日・鉱工業生産、18:00に欧・貿易収支、20:00にスイス・シュレーゲルSNB総裁の発言、21:30に加・国際証券取扱高、米・住宅着工件数、米・輸入物価指数、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数、24:00に英・ロンバルデッリBOE副総裁の発言がある予定だ。強含んだスイスフランの続伸性を慎重に見極めたい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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