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米国時間で強含んだ米ドルが要人発言により変化するのか注意か

相場レポート

米国時間で強含んだ米ドルが要人発言により変化するのか注意か

米国時間で強含んだ米ドルが要人発言により変化するのか注意か
本日のポイント
  1. 米・パウエルFRB議長の発言
  2. 日・対外/対内証券投資

前日の米国通貨は、米ドルが米国時間で日本円に次いで強含んだ。ユーロ米ドルは1.1264から1.1164まで下落。時間足200SMAタッチにて反落が入った。4時間足では75MAが上値抵抗帯として君臨しており、200SMA直下にて方向感を模索している。日足ではすでにサポートされていた20MAを下抜けている。このまま米ドルが対ユーロで強含むのか注視したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・4月消費者物価指数(HICP)が、前年比で前月の2.2%と変わらなかったことで、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は今月高値更新後、165.162から163.738まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足ではボリンジャーバンド+2σから-2σまでローソク足が低下しており、日足ではRSIが53まで落ち込んでいる。

本日は、8:50に日・対外/対内証券投資、10:30に豪・雇用統計、15:00に英・実質GDP、英・鉱工業生産、英・製造業生産高、英・貿易収支、18:00に欧・実質GDP、21:15に加・住宅着工件数、21:30に米・新規失業保険申請件数、加・製造業売上高、米・生産者物価指数、米・NY連銀製造業景気指数、21:40に米・パウエルFRB議長の発言、22:15に米・鉱工業生産、23:00に米・企業在庫、米・NAHB住宅市場指数がある予定だ。米国時間で強含んだ米ドルが要人発言により変化するのか、方向性に注意したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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