最弱となったスイスフランの回復余地を注視か

2025.05.07
- 欧・小売売上高
- 米・FOMC政策金利と声明発表
前日の米国通貨は、昨日発表された加・4月Ivey購買部協会指数が、前月の51.3から47.9に下振れたことで、加ドルが対円で下落した。加ドル円は104.198から103.249まで低下。時間足20MAに沿っての下落となった。4時間足では200SMA直下にて方向感を模索しており、日足では75MAタッチからの反落が入っている最中だ。
欧州通貨は、スイスフランが米ドルとともに米国時間で最弱となった。フラン円は174.867から172.875まで下落。時間足ボリンジャーバンド-3σに沿っての下落が見られた。4時間足ではサポートされていた20MAを実体足で下抜け、日足では20MA直下まで価格が停滞している。本日の米国時間でもスイスフランの軟化が見られるのか、方向性に注意したい。
本日の指標は、7:45にNZ・雇用統計、15:00に独・製造業新規受注、17:30に英・建設業PMI、18:00に欧・小売売上高、20:00に米・MBA住宅ローン住宅ローン申請指数、23:30に米・週間原油在庫、27:00に米・FOMC政策金利と声明発表、27:30に米・パウエルFRB議長の記者会見、28:30に米・消費者信用残高がある予定だ。最弱となったスイスフランの回復余地を慎重に見極めたい。
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