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弱含んだ米ドルの下値余地に要警戒か

相場レポート

弱含んだ米ドルの下値余地に要警戒か

弱含んだ米ドルの下値余地に要警戒か
本日のポイント
  1. 欧・生産者物価指数
  2. 英・サービス業PMI

前日の米国通貨は、昨日発表された米・4月ISM非製造業景気指数が、前月の50.8から51.6に改善したにも関わらず、同日に発表された米・4月PMIがサービス業/コンポジットともに下振れたことで、米ドルが最弱となった。米ドル円は144.989から143.548まで下落。時間足20MAに沿っての下降となった。週足では10MAに届くことなく再びの反落が入っている状況だ。

欧州通貨は、ポンドが対ユーロで反発した。ユーロポンドは0.8532から0.8502まで下落。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では200EMAに沿って下値を固めつつあり、日足では20MA直下で方向感を模索している最中となっている。欧州時間にて明確な値動きが生じるのか、注視したい。

本日の指標は、10:30に豪・住宅建設許可、16:35にスイス・シュレーゲルSNB総裁の発言、16:55に独・非製造業PMI、17:00に欧・非製造業PMI、17:30に英・サービス業PMI、18:00に欧・生産者物価指数、21:30に米・貿易収支、加・国際商品貿易、23:00に加・Ivey購買部協会指数、26:00に米・10年債入札がある予定だ。弱含んだ米ドルの下値余地に十分警戒したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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