対オセアニアで反発したユーロが上伸するのか方向性に注目か

2025.05.08
- 英・BOE政策金利と声明発表
- 米・卸売在庫
前日の米国通貨は、昨日行われた米FOMCにて政策金利が据え置かれ、「経済は引き続き堅調なペースで推移してる」とし、米ドルが指標発表前後で最強となった。ユーロ米ドルは1.1378から1.1293まで反落。時間足20MA直下にて上位から下位へと移行した。4時間足ではボリンジャーバンド+2σから-2σまでローソク足が落ちており、日足では支持線の20MA下抜けをトライしている最中だ。
欧州通貨は、ユーロが対オセアニアで反発した。ユーロ豪ドルは1.7386から1.7621まで上昇。時間足ボリンジャーバンド-3σから+2σまで値を上げた。4時間足では20MA直下からの反発が入っており、日足では75MA上位からが下値支持線となりローソク足が反転している。
本日は、8:01に英・RICS住宅価格指数、8:50に日・BOJ議事要旨公表、15:00に独・鉱工業生産、15:00に独・貿易収支、20:00に英・BOE政策金利と声明発表、南ア・製造業生産高、20:30に英・ベイリーBOE総裁の記者会見、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・非農業部門労働生産性指数、23:00に米・卸売在庫、24:00に加・マックレムBOC総裁の発言、26:00に米・30年債入札がある予定だ。対オセアニアで反発したユーロが上伸するのか、方向性に注目したい。
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