日本市場休場下での通貨強弱に要注意か

2025.05.05
- スイス・消費者物価指数
- 米・3年債入札
先週末の米国通貨は、アジア時間終盤から米国時間終盤にかけて米ドルが軟化した。ユーロ米ドルは1.1273から1.1380まで上昇。時間足ボリンジャーバンド-2σから+3σまで値が伸びた。4時間足では20MA下位から上位へと移行しており、日足では20MAが下値支持線として機能し、反発が入る形となった。このまま米ドルが軟化し続けるのか、注視したい。
欧州通貨は、弱含んでいる米ドルに対しポンドがさらに軟化した。ポンド米ドルは4日続落。1.3330から1.3258まで低下した。時間足では200SMAに上値をレジストされながら反落し、4時間足では20MAに沿っての下落トレンドが継続。日足ではサポートされていた10MAを割り込んでの下落となっている。欧州時間でもポンドが弱含むのか注目したい。
本日の指標は、15:30にスイス・消費者物価指数、22:45に米・非製造業PMI(改定値)、23:00に米・ISM非製造業景況指数、26:00に米・3年債入札がある予定だ。本日は英国市場が休場となり、本日・明日と日本市場が休場のため、円絡みでの急激なボラティリティの変化に注意したい。
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