対米ドルで続落したユーロの回復余地に注目か
2025.05.01
- 豪・輸入物価指数
- 米・PMI購買担当者景気指数
前日の米国通貨は、昨日発表された米・4月PMIシカゴ購買部協会景気指数が、前月の47.6から44.6に低下したにも関わらず、米ドルが対円で上昇した。米ドル円は142.129から143.188まで上昇。時間足200SMAタッチからの反転が入った。4時間足ではボリンジャーバンド-2σから中心線まで回復している一方、日足では2日前の直近高値を更新できずにいる。
欧州通貨は、昨日発表された独・4月消費者物価指数(HICP)の速報値が、前年比で前月の2.3%から2.2%に低下したことで、ユーロが対米ドルで下落した。ユーロ米ドルは2日続落。1.1398から1.1317までの下落となった。4時間足では75MA直下まで価格が低下しており、日足では10MAのサポートラインを割り込んでいる状況だ。
本日の指標は、10:30に豪・輸入物価指数、豪・貿易収支、14:00に日・消費者態度指数、17:30に英・消費者信用残高、17:30に英・マネーサプライ、英・製造業PMI、20:30に米・チャレンジャー人員削減数、21:30に米・新規失業保険申請件数、22:45に米・PMI購買担当者景気指数、23:00に米・建設支出、米・ISM製造業景気指数がある予定だ。対米ドルで続落したユーロの回復余地に注目したい。
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