大きく上昇したフラン円の上値余地を静観か

2025.04.28
- 米・ダラス連銀製造業活動指数
- 要人発言は予定されていない
先週末の米国通貨は、25日に発表された加・2月小売売上高が、コア指数ともに前回値から改善したことで、加ドルが米国時間にかけて米ドルとともに最強通貨となった。加ドル円は102.837から103.946まで上昇。時間足200SMAタッチにて反発が入った。4時間足では200SMAの上値抵抗帯を上抜けるかのトライをしている最中となっており、日足ではレジストされていた20MAを突破している。
欧州通貨は、スイスフランが対円で上昇した。フラン円は172.041から173.656まで上昇。時間足ボリンジャーバンド-3σから+3σまで回復した。4時間足ではRSIが33から60まで上昇しており、日足では直近2営業日を包み込み包み陽線となっている。このままスイスフランの勢力が維持されるのか、欧州時間での値動きに注目したい。
本日の指標は、19:00に英・CBI流通取引調査、23:30に米・ダラス連銀製造業活動指数が予定されている。これ以外に大きな指標発表や要人発言は特段予定されていない。大きく上昇したフラン円の上値余地を慎重に静観したい。
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