上昇した米ドルが要人発言にて変化するのか米国時間での値動きに警戒か

2025.04.23
- 米・ムサレム:セントルイス連銀総裁の発言
- 独・製造業/非製造業PMI
前日の米国通貨は、米ドルが米国時間で加ドルに次いで強含んだ。ユーロ米ドルは1.1546から1.1362まで下落。時間足20MA上位から下位へと舞い戻った。4時間足ではRSIが77から43まで低下。日足ではボリンジャーバンド+2σからの反落が入っている最中だ。米国時間でも米ドルの勢力が維持されるのか、方向性に注意したい。
欧州通貨は、ポンドが対円で反発した。ポンド円は187.467から188.860まで上昇。時間足ボリンジャーバンド-2σから+3σまで回復した。4時間足では188円ミドルでの推移が1週間ほど続いており、日足では20MAが上値抵抗帯となり上値更新できずにいる状況だ。本日の米国時間にてポンドが軟化し、再び下降していくのか見極めたい。
本日は、15:00に英・公共部門ネット負債、16:30に独・製造業/非製造業PMI、17:00に欧・製造業/非製造業PMI、南ア・消費者物価指数、17:30に英・製造業/非製造業PMI、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:00に米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言、22:30に米・ムサレム:セントルイス連銀総裁の発言、26:15に英・ベイリーBOE総裁の発言、27:00に米・地区連銀経済報告(ベージュブック)がある予定だ。上昇した米ドルが要人発言にて変化するのか、米国時間での値動きに警戒したい。
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