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上昇したポンドの上伸性を注視か

相場レポート

上昇したポンドの上伸性を注視か

上昇したポンドの上伸性を注視か
本日のポイント
  1. 加・消費者物価指数
  2. 米・NY連銀製造業景気指数

前日の米国通貨は、昨日発表された加・2月卸売売上高が、前月比で1.2%から0.3%に下振れたことで、加ドルが対円で下落した。加ドル円は103.854から102.656まで下落。時間足200SMAに上値を抑えられる形で上げ渋った。4時間足では20MAをまたいでの値動きに終始しており、日足では75MAに沿っての下降トレンドが継続している。

欧州通貨は、NZドルに次いでポンドが米国時間で強含んだ。ポンド円は他のクロス円が下落する中で上昇。186.569から189.191まで値を上げた。4時間足では20MA下位での推移から上位へとローソク足が回復しており、日足ではボリンジャーバンド-2σからの反発が入っている。このままポンドの勢力が維持されていくのか、欧州時間での値動きに注目したい。

本日の指標は、8:01に英・BRC既存店売上高、10:30に豪・RBA議事録公表、15:00に英・雇用統計、18:00に独・ZEW景況感指数、欧・ZEW景況感指数、欧・鉱工業生産、21:15に加・住宅着工件数、21:30に加・製造業売上高、米・NY連銀製造業景気指数、加・消費者物価指数、米・輸入物価指数、22:00に加・中古住宅販売件数がある予定だ。上昇したポンドの上伸性を慎重に注視したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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