上昇したポンドの上伸性を注視か

2025.04.15
- 加・消費者物価指数
- 米・NY連銀製造業景気指数
前日の米国通貨は、昨日発表された加・2月卸売売上高が、前月比で1.2%から0.3%に下振れたことで、加ドルが対円で下落した。加ドル円は103.854から102.656まで下落。時間足200SMAに上値を抑えられる形で上げ渋った。4時間足では20MAをまたいでの値動きに終始しており、日足では75MAに沿っての下降トレンドが継続している。
欧州通貨は、NZドルに次いでポンドが米国時間で強含んだ。ポンド円は他のクロス円が下落する中で上昇。186.569から189.191まで値を上げた。4時間足では20MA下位での推移から上位へとローソク足が回復しており、日足ではボリンジャーバンド-2σからの反発が入っている。このままポンドの勢力が維持されていくのか、欧州時間での値動きに注目したい。
本日の指標は、8:01に英・BRC既存店売上高、10:30に豪・RBA議事録公表、15:00に英・雇用統計、18:00に独・ZEW景況感指数、欧・ZEW景況感指数、欧・鉱工業生産、21:15に加・住宅着工件数、21:30に加・製造業売上高、米・NY連銀製造業景気指数、加・消費者物価指数、米・輸入物価指数、22:00に加・中古住宅販売件数がある予定だ。上昇したポンドの上伸性を慎重に注視したい。
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