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拮抗したユーロ円の方向性を静観か

相場レポート

拮抗したユーロ円の方向性を静観か

拮抗したユーロ円の方向性を静観か
本日のポイント
  1. 日・景気動向指数
  2. 独・GFK消費者信頼感調査

前日の米国通貨は、昨日発表された米・12月住宅価格指数が、前月の0.3%から0.4%に小幅回復し、四半期ベースでも結果が前回値から上振れたにも関わらず、米ドルが対円で下落した。米ドル円は150.290から148.574まで低下。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では20MAに沿っての下降トレンドが継続しており、日足ではRSIが32まで低下している。

欧州通貨は、昨日発表された独・第4四半期実質GDPの確報値が、前年比で前回のマイナス0.2%と変わらなかったことで、ユーロが対円で往って来いとなった。ユーロ円は156.085から157.304の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きが見られた。4時間足では下値を更新せずに切り上げつつあり、日足でも反発力を保持している形状だ。

本日は、9:30に豪・消費者物価指数、14:00に日・景気動向指数、シンガポール・鉱工業生産、16:00にタイ・政策金利と声明発表、独・GFK消費者信頼感調査、16:45に仏・消費者信頼感指数、17:00に南ア・消費者物価指数、台湾・雇用統計、17:30に台湾・実質GDP、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:30に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、24:00に米・新築住宅販売件数、26:00に露・鉱工業生産がある予定だ。拮抗したユーロ円の方向性を慎重に静観したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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