拮抗したユーロ円の方向性を静観か

2025.02.26
- 日・景気動向指数
- 独・GFK消費者信頼感調査
前日の米国通貨は、昨日発表された米・12月住宅価格指数が、前月の0.3%から0.4%に小幅回復し、四半期ベースでも結果が前回値から上振れたにも関わらず、米ドルが対円で下落した。米ドル円は150.290から148.574まで低下。時間足20MA上位から下位へと移行した。4時間足では20MAに沿っての下降トレンドが継続しており、日足ではRSIが32まで低下している。
欧州通貨は、昨日発表された独・第4四半期実質GDPの確報値が、前年比で前回のマイナス0.2%と変わらなかったことで、ユーロが対円で往って来いとなった。ユーロ円は156.085から157.304の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きが見られた。4時間足では下値を更新せずに切り上げつつあり、日足でも反発力を保持している形状だ。
本日は、9:30に豪・消費者物価指数、14:00に日・景気動向指数、シンガポール・鉱工業生産、16:00にタイ・政策金利と声明発表、独・GFK消費者信頼感調査、16:45に仏・消費者信頼感指数、17:00に南ア・消費者物価指数、台湾・雇用統計、17:30に台湾・実質GDP、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:30に米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、24:00に米・新築住宅販売件数、26:00に露・鉱工業生産がある予定だ。拮抗したユーロ円の方向性を慎重に静観したい。
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