反発上昇した米ドル円の上値余地に警戒か

2025.02.25
- 日・企業向けサービス価格指数
- 米・リッチモンド連銀製造業指数
前日の米国通貨は、米ドルが対円で小反発した。米ドル円は148.847から149.865の間で推移。時間足20MA下位から上位へと躍り出た。4時間足ではボリンジャーバンド-2σからの反発が入っており、日足でも同様の値動きとなっている。このまま米ドルが対円で上昇していくのか、上値余地に注意したい。
欧州通貨は、昨日発表された欧・1月消費者物価指数(HICP)の確報値が、前年比で前月の2.7%と変わらなかったことで、ユーロが対米ドルで往って来いとなった。ユーロ米ドルは1.0453から1.0528の間で推移。時間足20MAをまたいでの値動きが見られた。4時間足では200EMAに下値を支持されての反発が入っており、日足では75MAの上値抵抗帯を上抜けるかの瀬戸際にいる。
本日は、8:50に日・企業向けサービス価格指数、16:00に独・実質GDP、17:00に台湾・鉱工業生産、17:30に香港・貿易収支、19:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、21:00にブラジル・拡大消費者物価指数、22:00にハンガリー・政策金利と声明発表、23:00に米・住宅価格指数、米・S&Pケースシラー住宅価格、24:00に米・リッチモンド連銀製造業指数、25:45に米・バーFRB副議長の発言がある予定だ。反発上昇した米ドル円の上値余地に警戒したい。
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