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下落したユーロの下値余地に警戒か

相場レポート

下落したユーロの下値余地に警戒か

下落したユーロの下値余地に警戒か
本日のポイント
  1. シンガポール・消費者物価指数
  2. NZ・小売売上高

前日の米国通貨は、米ドルが対円で下落した。米ドル円は151.467から149.414まで下落。時間足10MAに沿っての下落トレンドが発生した。4時間足ではRSIが売られすぎサインの30を下回り20まで低下。日足ではボリンジャーバンド-2σまで価格が下落している。このまま米ドルが米国時間で下伸し続けるのか、米国時間での値動きに注意したい。

欧州通貨は、昨日発表された独・1月生産者物価指数が、前年比で前月の0.8%から0.5%に低下し市場予想の1.3%を下振れたことで、ユーロが対円で下落した。ユーロ円は157.863から156.320まで低下。時間足10MAに上値をレジストされる形で下落した。4時間足ではボリンジャーバンド-3σまで価格が低下している。一方で本日のアジア時間では157円台後半まで回復している。

本日は、8:30に日・消費者物価指数、9:01に英・GFK消費者信頼感調査、13:00にマレーシア・消費者物価指数、14:00に印・製造業/サービス業PMI、16:00に英・小売売上高、16:45に仏・企業景況感、17:15に仏・製造業/サービス業PMI、17:30に独・製造業/サービス業PMI、18:00に欧・製造業/サービス業PMI、18:30に英・製造業/サービス業PMI、22:30に加・小売売上高、23:45に米・PMI購買担当者景気指数、24:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数、25:30に米・ジェファーソンFRB副議長の発言がある予定だ。2日続落した米ドル円の回復が見られるのか注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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