米FOMC議事録にて据え置き示唆により上昇した米ドルの方向性に注目か

2025.02.20
- 豪・雇用統計
- 米・フィラデルフィア連銀景況指数
前日の米国通貨は、昨日公表された米・FOMC議事録にて「物価高止まりの場合は抑圧的水準での政策金利据え置きも可能」との味方を示したことで、米ドルが対ユーロで上昇した。ユーロ米ドルは1.0461から1.0401まで下落。時間足200SMA直下まで値を下げた。4時間足ではサポートされていた20MAラインを下回っている。
欧州通貨は、昨日発表された英・1月消費者物価指数(CPI)が、前年比で前月の2.5%から3.0%に上昇したにも関わらず、ポンドが対円で下落した。ポンド円は192.120から190.467まで下落。時間足200SMA直下までローソク足が低下した。日足では20MAに沿っての反落が入っており、本日のアジア時間では189.203までユーロ安が進行している。
本日は、8:50に日・対外/対内証券投資、9:30に豪・雇用統計、10:00に中・ローンプライムレート、12:00にインドネシア・経常収支、16:00に独・生産者物価指数、19:00に欧・建設業生産高、22:30に米・新規失業保険申請件数、加・鉱工業製品価格、米・フィラデルフィア連銀景況指数、米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言、24:00に米・景気先行指数、欧・消費者信頼感指数、26:00に米・週間原油在庫がある予定だ。米FOMC議事録にて据え置き示唆により対ユーロで上昇した米ドルの方向性に注目したい。
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