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米FOMC議事録にて据え置き示唆により上昇した米ドルの方向性に注目か

相場レポート

米FOMC議事録にて据え置き示唆により上昇した米ドルの方向性に注目か

米FOMC議事録にて据え置き示唆により上昇した米ドルの方向性に注目か
本日のポイント
  1. 豪・雇用統計
  2. 米・フィラデルフィア連銀景況指数

前日の米国通貨は、昨日公表された米・FOMC議事録にて「物価高止まりの場合は抑圧的水準での政策金利据え置きも可能」との味方を示したことで、米ドルが対ユーロで上昇した。ユーロ米ドルは1.0461から1.0401まで下落。時間足200SMA直下まで値を下げた。4時間足ではサポートされていた20MAラインを下回っている。

欧州通貨は、昨日発表された英・1月消費者物価指数(CPI)が、前年比で前月の2.5%から3.0%に上昇したにも関わらず、ポンドが対円で下落した。ポンド円は192.120から190.467まで下落。時間足200SMA直下までローソク足が低下した。日足では20MAに沿っての反落が入っており、本日のアジア時間では189.203までユーロ安が進行している。

本日は、8:50に日・対外/対内証券投資、9:30に豪・雇用統計、10:00に中・ローンプライムレート、12:00にインドネシア・経常収支、16:00に独・生産者物価指数、19:00に欧・建設業生産高、22:30に米・新規失業保険申請件数、加・鉱工業製品価格、米・フィラデルフィア連銀景況指数、米・グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言、24:00に米・景気先行指数、欧・消費者信頼感指数、26:00に米・週間原油在庫がある予定だ。米FOMC議事録にて据え置き示唆により対ユーロで上昇した米ドルの方向性に注目したい。

桜井 慶介

著者:桜井 慶介

FX経歴は10年以上。金融分野では、特に為替相場を中心にした運用に携わり、資産運用のアドバイザーの経験も持つ。これまでの経験を活かしたテクニカルやファンダメンタル分析を得意とする。

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