対米ドルで強含んだポンドの上値余地を注視か

2025.02.18
- 豪・RBNZ政策金利と声明発表
- 加・消費者物価指数
前日の米国通貨は、昨日発表された加・1月住宅着工件数が、前月の23.15万件から23.97万件に微増したものの市場予想には届かなかったことで、加ドルが対円で下落した。加ドル円は107.432から106.662まで下落。時間足10MAに沿っての下降トレンドが見られた。4時間足では200SMAタッチからの反落が継続しており、日足では75MAが上値抵抗帯として価格が落ちている。
欧州通貨は、ポンドが対米ドルで4日続伸した。ポンド米ドルは1.2569から1.2634の間で推移。時間足20MAに下値をサポートされての上昇が見られた。4時間足では10MAに沿っての上昇トレンドが継続しており、日足ではレジストされていた75MAラインを上抜けている。このままポンドの勢力が維持されるのか、米国時間での値動きに注目したい。
本日は、12:30に豪・RBA政策金利と声明発表、13:30に豪・ブロックRBA総裁の記者会見、16:00に英・ILO失業率、英・雇用統計、スウェーデン・消費者物価指数、16:30にスイス・鉱工業生産、16:45に仏・消費者物価指数、17:30に香港・雇用統計、18:30に南ア・雇用統計、英・ベイリーBOE総裁の発言、19:00に独・ZEW景況感指数、欧・ZEW景況感指数、22:30に加・消費者物価指数、米・NY連銀製造業景気指数、24:00に米・NAHB住宅価格指数がある予定だ。対米ドルで強含んだポンドの上値余地をじっくりと見極めたい。
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